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歴史に学ぶ金言集
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イザという時の心の拠り所としている言葉。

実践

自ら反みて縮(なお)くんば、千万人といえども吾(われ)往かん
孟子
自分の判断が正しいと確信するならば、反対者が千万人いても闘う。

義を見て為(せ)ざるは勇なきなり
論語
正しいことと分かっていながら、それを行わないのは真の勇気がないからである。(爲政第二)

踏み出せばその一足(ひとあし)が道となる、迷わず行けよ行けば分かる
一休禅師
この先どうなるか悩んでみても何の解決にもならない。

知行は分かちて両事となすべからず
王陽明
知ることと行うことを別個のものとはみなさない。(知行合一)

人間はなんのために生きちょるか知っちょるか、事をなすためじゃ
坂本竜馬
志にむかって事が進捗するような手段のみをとる。弱音を発してはいけない。(司馬遼太郎「竜馬がゆく」)

(ま)ず隗(かい)より始めよ
戦国策
遠大な計画はまず手近なことから始めるとよい。または何事もまず言い出した人から実行しなさい。

面白き こともなき世を おもしろく
高杉晋作
嘆いていても何も変わらない、それならば己の手で面白くするのみ。主役は常に自分である。

智はなお水のごときなり、流れざれば腐る
宋名臣言行録
水は流れなければ腐る、智恵も使わなければ腐る。知っているというだけでは意味がない。



あるべき道を

遠きを図る者は富み、近きを図る者は貧す
二宮尊徳
自分のことだけでなく社会のことも考える。今だけでなく将来のことも考える。そんな人が上手く行く。

行くに径(こみち)に由(よ)らず
論語
遠回りに見えてもあるべき大道を歩もう。目先の利益を追うテクニックはいつか行き詰る。(雍也第六)

人生意気に感ず、功名(こうみょう)誰かまた論ぜん
唐詩選
人生とは意気に感じて事をなすためもので、損得ではない。唐の諫臣魏徴(ぎちょう)の言葉。

志立たざれば舵なきの舟、銜(くつわ)なきの馬の如し
王陽明
志がしっかりと立っていなければ、どこに進むか分かったものでない。



己に克つ

天の将(まさ)に大任を是(こ)の人に降(くだ)さんとするや
孟子
天が大きな任務を与えようとしているのです。現状を嘆かずに乗り越えてみましょう。

どうなる、とは漢(おとこ)の思案ではない。おとことは、どうする、ということ以外に思案はないぞ
土方歳三
全ては自分の問題として捉えよ。沖田総司に贈った言葉。(司馬遼太郎「燃えよ剣」)

人に勝つ者は力あり、自ら勝つ者は強し
老子
人に勝てる者には、知力・能力・腕力などがある。しかし、自分に勝てる者が本当に強いのである。

命も要らず、名も要らず、官位も金も要らぬ人は、始末にこまるものなり
西郷隆盛
保身せず、痛みを恐れず、位や金は目的でなく結果。損得で動かないそんな人こそ一緒に事を為せる。

随処(ずいしょ)に主となれば、立処(りっしょ)皆真なり
臨済録
その場その場で自らが主人公になりなさい。何ごとも己の問題だと捉えれば、常に自己実現の場となる。



学ぶ姿勢

温故知新
論語
故きを温めて新しきを知る。原則は歴史に学びます。(爲政第二)

過ちて改めざる、是(こ)れを過ちと謂(い)
論語
過ちを改めないこと、これが本当の過ちである。(衛靈公第十五)

徳は本なり、財は末なり
大学
人間形成が根幹であり、財を手に入れることは結果でしかない。本末転倒してはいけない。



自然体で

嚢中の錐(のうちゅうのきり)
史記
錐を袋に入れても先が突き出る。優秀な人は自然と頭角を現す。

桃李(とうり)言わざれども下(した)自ずから蹊(けい)を成す
史記
桃やすももは何も言わなくても、その美しさに惹かれて多くの人が集り木の下には自然と道ができる。
徳のある人のところには人が自然と集まって来る。

道徳に棲守(せいしゅ)する者は、一時に寂寞(せきばく)たり
菜根譚
あるべき道を歩む者は、一時的に不遇で寂しい状況に陥る。(権力に媚びるものは結局は不遇になる)



熱中

六分(りくぶ)の侠気(きょうき)、四分(しぶ)の熱
与謝野鉄幹
男気の侠気と熱中する狂気。

(これ)を知る者は之を好む者に如(し)かず、之を好む者は之を楽しむ者に如かず
論語
知っているは好きに及ばない、好きは楽しむに及ばない。どうせやるなら楽しもう。(雍也第六)



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孔子
湯島聖堂の孔子像
(東京都文京区)





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